研究課題/領域番号 |
21592002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
川上 勝弘 信州大学, 医学部・附属病院, 特任研究員 (90334911)
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研究分担者 |
川真田 樹人 信州大学, 医学部, 教授 (90315523)
川股 知之 信州大学, 医学部, 准教授 (80336388)
田中 聡 信州大学, 医学部附属病院, 講師 (60293510)
鬼頭 剛 信州大学, 医学部, 非常勤講師 (90195313)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脊髄損傷 / オピオイド / 神経毒性 / 運動麻痺 |
研究概要 |
胸髄損傷後の脊髄くも膜下モルヒネ単回投与による歩行障害増悪は、下肢の筋緊張を伴っており、脊髄μ-オピオイド受容体を介する反応であることを示した。脊髄くも膜下モルヒネの持続投与は、脊髄μ-オピオイド受容体活性化以外の機序により歩行障害を悪化するだけでなく、機能回復を遅延させた。モルヒネ持続投与による歩行機能の悪化の機序は、単回投与によるそれとは異なる。脊髄損傷急性期における鎮痛目的の持続的モルヒネ投与は、機能障害を遷延する可能性がある。
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