研究課題/領域番号 |
21592007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤野 裕士 大阪大学, 医学系・研究科, 講師 (50252672)
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研究分担者 |
大田 典之 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (60379162)
平尾 収 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (10362617)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 急性肺傷害 / 人工呼吸器 / 自発呼吸骨髄由来樹状細胞 / Th1型免疫応答 / 鎮静薬ミダゾラム / 人工呼吸 / 肺保護戦略 / 自発呼吸 / 樹状細胞 / 炎症 / サイトカイン / 細胞分化 / プロポフォール / 脂肪細胞 / ストローマ細胞 |
研究概要 |
鎮静薬であるミダゾラムが骨髄に由来する樹状細胞に対して与える影響を詳細に解析し、さらに樹状細胞によって引き起こされる個体レベルでの免疫応答にミダゾラムは影響しうることを示した。さらにミダゾラムの樹状細胞に対する作用はGABA系を介したものではなく、末梢性ベンゾジアゼピン受容体のシグナル伝達を介したものであることを示唆する結果を得た。また急性肺傷害の際に自発呼吸を温存した人工換気法を採ることの意義をウサギの急性肺傷害モデルを用いて解析を行った。この実験では肺に保護的な人工換気戦略を採用している状況でも自発呼吸努力を不適切に温存すると、肺の機能的予後を悪化させる実験結果が得られた。この実験により自発呼吸の温存は急性肺傷害の予後に悪い影響をあたえる可能性を示した。
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