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HIF1α及び2αの特異的結合蛋白による腎細胞癌の増殖能と治療感受性の変化の解析

研究課題

研究課題/領域番号 21592054
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

近藤 慶一  横浜市立大学, 市民総合医療センター, 准教授 (80363836)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードHIF / 結合蛋白 / 低酸素環境 / 腎細胞癌 / 治療感受性
研究概要

(緒言)腎細胞癌株及び臨床検体ではHypoxia Inducible Factor(HIF)αサブユニット(1αおよび2α)の発現パターンが異なることが知られています。構造的には非常に近似しているサブユニットなのですが、どのような機能の相違を有しているのかは明確になっておりません。そこでこのテーマを検討するために、それぞれのサブユニットに対して特異的に結合する蛋白を検索することを目的として実験を行いました。
(方法) VHLが正常に発現されており、さらにHIF1α及びHIF2αの双方を低酸素環境で発現しうる腎細胞癌株としてACHN及びSN12Cの細胞株の抽出液からそれぞれのHIFαサブユニットに対する免疫沈降を行いました。HIFαと共沈降してきた蛋白をSDS-PAGEで分離し、銀染色を用いて発現量を比較しました。
(結果と今後の展開)コントロール抗体に対して発現の違いが見られるバンドが複数種検出されており、この結果を2次元電気泳動にかけて確認しました。
その結果を元にゲルから目的とするスポットを切り出して質量分析を試みたのですが、ゲル内に含まれている蛋白の量があまりにも微少で、信頼のおける解析結果がまだ得られておりません。同定されていない以上、この蛋白の細胞内での発現量を増加させることはできませんので、現在はHIFαとこの蛋白の親和性を増強させることを考えております。具体的には培養条件を変化させてHIF1αと2αがそれぞれ有為に発現するような環境を選び出し、その条件下での細胞抽出液を用いて親和性の変化を検証しているところです。

報告書

(4件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] mTOR阻害薬は低酸素及び低栄養状態の細胞にも増殖抑制効果を示す2011

    • 著者名/発表者名
      近藤慶一
    • 学会等名
      第70回日本癌学会学術総会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2011-10-03
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] mTOR阻害薬は低酸素及び低栄養状態の細胞にも増殖抑制効果を示す2011

    • 著者名/発表者名
      近藤慶一
    • 学会等名
      第70回日本癌学会総会
    • 発表場所
      名古屋
    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [学会発表] HIF pathway and mTOR pathway ; How they influenced each other in RCC growth & progression?2010

    • 著者名/発表者名
      近藤慶一
    • 学会等名
      第69回日本癌学会学術総会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      2010-09-24
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] HIF1α及びHIF2αによる腎細胞癌増殖制御機構におけるmTOR経路の関与2010

    • 著者名/発表者名
      近藤慶一
    • 学会等名
      第69回日本癌学会総会
    • 発表場所
      大阪
    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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