研究課題/領域番号 |
21592128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 愛媛大学 (2011) 名古屋大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
那波 明宏 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90242859)
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研究分担者 |
吉川 史隆 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40224985)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | がん幹細胞 / CD133陽性細胞 / OATP8遺伝子 / タキソール / 薬剤耐性 / OATP8 / Taxol / realtime RT-PCR / h-TERT-promoter / Lenti virus vector / OATP8siRNA / oncolytic virotherapy / ovarian cancer / carrier cell / dissemination / herpes simplex virus / cell-to-cell / intraperitoneal therapy |
研究概要 |
我々は独自の変異型弱毒化単純ヘルペスウイルスを用いたウイルス療法に着目し、難治性卵巣癌に対する臨床応用を進めている。腫瘍溶解性ウイルスを腹腔内投与する場合には、ウイルスに対する非特異的なインヒビターや中和抗体の存在が問題となる可能性が高い。本研究では卵巣癌腹膜播種病変に対するウイルス療法の効果増強の試みとして、不死化大網中皮細胞を作製し、この細胞をcarrier cellとして利用することでin vitro、in vivoともに明らかな抗腫瘍効果の増強とウイルス中和抗体からの回避が達成できた。また卵巣癌がん幹細胞様細胞の遺伝子プロファイルを検討した。さらに薬剤耐性を克服するためにOATP8の機能解析を行った。今後の難治性卵巣癌に対するウイルス療法への重要な知見となる。
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