研究課題/領域番号 |
21592168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
楠 威志 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30248025)
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研究分担者 |
池田 勝久 順天堂大学, 医学部, 教授 (70159614)
古川 正幸 順天堂大学, 医学部, 准教授 (20359524)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ヒト中耳真珠腫 / カテプシン / SOD / RANKL / IL-17 / 中耳真珠腫 / 骨破壊 / メタロプロテアーゼ |
研究概要 |
中耳真珠腫の骨破壊に関わり促進因子として、破骨細胞の産生促進因子であるreceptor activator of NF-κB ligand (RANKL)と、このRANKLを誘導するサイトカインとしてIL-17が注目されている。また、RANKLとIL-17を抑制因子としてCu, Zn-SODが報告されている。真珠腫上皮より真珠腫下肉芽に分けて、免疫染色を用いてRANKL、IL-17、カテプシンL、SODの発現を免疫染色にて観察した。骨破壊促進因子であるRANKL、IL-17は、真珠腫上皮より上皮下肉芽に強く発現し、骨破壊抑制因子であるCu, Zn-SODは、逆に、真珠腫上皮に強く発現した。今回の研究において、中耳真珠腫の骨破壊の場は中耳真珠腫上皮よりむしろRANKL、IL-17の発現の強い上皮下肉芽であることが示唆された。
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