研究課題/領域番号 |
21592217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田邊 樹郎 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00359605)
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研究分担者 |
玉置 泰裕 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (20217178)
杉崎 顕史 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40361480)
上原 譽志夫 東京大学, 保健管理センター, 准教授 (40184965)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高血圧臓器障害 / 食塩感受性高血圧 / 白血球接着 / ダールラット |
研究概要 |
1)Dah1食塩感受性高血圧ラットの食塩易感受性:メカニズムの分子レベルでの解析 アンジオテンシンII受容体拮抗薬ロサルタンの投与により、白血球接着因子の抑制が認められた。 2)早期白血球接着と高血圧臓器障害:in vivoでの解析 アンジオテンシンII受容体拮抗薬ロサルタンの投与により、血管内皮への白血球接着と腎障害は抑制されたが、血圧降下はわずかであった。食塩負荷による白血球接着増加に、血圧降下を介さずアンジオテンシンIIが関連する可能性が考えられた。 研究の意義、重要性 従来より食塩感受性高血圧患者は易臓器障害性であり、高血圧モデルラットにおいては非食塩感受性ラットでは臓器障害が弱く、食塩感受性ラットでは臓器障害が強いことが知られていた。今回ダール食塩感受性高血圧ラットの臓器障害には、アンジオテンシンIIを介した白血球接着が主要な因子となっていることが示された。高血圧臓器障害のより効果的な治療につなげられる可能性がある。
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