研究課題/領域番号 |
21592263
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
岡田 アナベル・あやめ (岡田 アナベル あやめ / 岡田 アナベルあやめ / 岡田 アナベル・あやめ) 杏林大学, 医学部, 教授 (50303962)
|
連携研究者 |
慶野 浩 杏林大学, 医学部, 准教授 (90328211)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 生物学的製剤 / ぶどう膜炎 / ベーチェット病 / インフリシマブ / 難治性ぶどう膜炎 / ぶどう膜網膜炎 / 抗TNF-alpha抗体 / マイクロアレイ / 抗TNF-a抗体 |
研究概要 |
本課題ではベーチェット病ぶどう膜炎における抗TNF-α抗体療法の作用機序を明らかにするため、マイクロアレイの手法を用いてインフリキシマブ(IFX)治療前後(4例)の末梢血単核球における遺伝子発現解析を行った。その結果、4例全例で発現が低下したものが8遺伝子、4例全例で発現が上昇したものが1遺伝子であった。発現が低下した遺伝子の中でもCLEC4E、TLR2は全例で発現量が治療前の半分以下に低下、ets2については4例中3例で発現が低下していることが定量PCRで確認された。CLEC4Eは結核菌の糖脂質(code factor)の受容体であること、TLR2は細菌の細胞壁成分を認識し、自然免疫応答に重要な作用をもつことから感染防御に関与する分子群の発現低下がIFXによるベーチェット病眼炎症発作の抑制に関与する可能性がある。
|