研究課題/領域番号 |
21592264
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
榛村 重人 慶應義塾大学, 医学部 (00235780)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Hypoxia inducible factor(HIF) / 幹細胞 / 低酸素培養 / 角膜上皮細胞 / Hypoxia inducible factor (HIF) / 細胞周期 / 増殖 / Hyoxia inducible factor (HIF) / 分化 |
研究概要 |
低酸素培養は輪部より分離したヒト角膜上皮幹細胞の増殖を促進する。酸素濃度はHypoxiainducible factor(HIF)によって感知され、HIFの酸素感受性のalphaサブユニットは3種類知られる。本研究では、ヒト角膜上皮幹細胞におけるHIF-aの発現と機能を解析した。RT-PCR解析によれば、初代培養ヒト角膜輪部上皮細胞及びヒト角膜上皮細胞株はHIF-1a,-2a,-3aを発現していた。siRNAを用いた抑制実験によれば、HIF-2aの抑制により増殖が抑制されたが、HIF-1aの抑制は細胞増殖に影響を与えなかった。Flow cytometry解析によれば、HIF-2a抑制群ではG2期にある細胞が増加していた。なお、HIF-2aの過剰発現は増殖に影響を与えなかった。これらの結果はHIF-2aと角膜輪部上皮細胞の増殖との関連性を示唆する。
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