• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

銀イオンが創傷治癒に及ぼす影響の分子生物学的解析.創傷治癒を促進させるか

研究課題

研究課題/領域番号 21592286
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 形成外科学
研究機関神戸大学

研究代表者

皐月 玲子  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (50410311)

研究分担者 寺師 浩人  神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (80217421)
橋川 和信  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (90403237)
榊原 俊介  神戸大学, 医学研究科, 特命助教 (50444592)
江尻 浩隆  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (70529552)
研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード創傷治癒学 / 創傷治癒 / 銀イオン / bFGF / 線維芽細胞増殖因子
研究概要

銀粒子や銀イオンは細菌の増殖を抑制する、または殺菌効果がある事は古くから知られていた。近年では銀イオンを添加した外用薬や創傷被覆材が開発され、注目を集めているが、銀イオンが持つ細胞毒性により創傷治癒の阻害を示唆する報告もある。一方で本邦では細胞増殖因子(bFGF)を有効成分とする製剤も開発された。bFGF製剤と銀イオン製剤とを組み合わせた場合のこれらの相互作用についての知見は皆無である。われわれは塩化銀溶液およびbFGFを単独または併せて添加し、ヒト線維芽細胞を培養した。その結果、(1)低濃度での銀イオンは細胞増殖に影響を及ぼさないが、高濃度では細胞毒性を有する。(2) bFGFの付加は銀イオンによる細胞毒性を緩和する可能性がある。(3)銀イオンはbFGFになんらかの作用をするが、これらの相乗効果により細胞毒性は高められる。ことが示唆された。

報告書

(4件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ASOの診断と治療2012

    • 著者名/発表者名
      榊原俊介、寺師浩人
    • 雑誌名

      下肢・足趾切断術

      巻: 2(3) ページ: 100-106

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 下肢難治性潰瘍糖尿病性病変、重症下肢虚血・静脈うっ滞性潰瘍糖尿病性足潰瘍と重症下肢虚血その創傷概念と救肢の意義2011

    • 著者名/発表者名
      寺師浩人
    • 雑誌名

      医学のあゆみ

      巻: 237(1) ページ: 71-78

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 糖尿病性足潰瘍(with/without PAD)の治療2010

    • 著者名/発表者名
      寺師浩人
    • 雑誌名

      創傷

      巻: 1(1) ページ: 1-12

    • NAID

      130004552905

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [学会発表] 銀イオンが細胞増殖に及ぼす影響-bFGF製剤との相関-2011

    • 著者名/発表者名
      今井緑、榊原俊介、橋川和信、田原真也、寺師浩人
    • 学会等名
      第20回日本形成外科学会基礎学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [学会発表] 銀イオンが細胞増殖に及ぼす影響-bFGF製剤との相関-2011

    • 著者名/発表者名
      今井緑
    • 学会等名
      第20回日本形成外科学会基礎学術集会
    • 発表場所
      ハイアットリージェンシー東京(東京都)
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi