研究課題/領域番号 |
21592298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
土佐 眞美子 日本医科大学, 医学部, 助教 (30301568)
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研究分担者 |
M Ghazizadeh (M GHAZIZADEH) 日本医科大学, 老人病研究所, 准教授 (30190979)
村上 正洋 日本医科大学, 医学部, 准教授 (00239500)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ケロイド / IL-17 / IL-23 / ケロイドモデル / 培養細胞 / Th17 |
研究概要 |
ケロイド患者の末梢血およびケロイド組織において、Th17細胞の分布は正常と比較して増加していた。ケロイドにおけるTh17関連サイトカイン(IL-22, IL-17)の発現解析結果は、正常皮膚と比較して増加していた。正常皮膚由来線維芽細胞(NF)にIL-17, IL-23を作用させると細胞増殖能は亢進し、コラーゲン産生も増加した。同様にケロイド由来線維芽細胞(KF)にIL-22, IL-17を作用させると、細胞増殖能およびコラーゲン産生は著名に増加した。次にKFにIL-17の抗体を作用させ、増殖能とコラーゲン産生能を検討すると、細胞増殖およびコラーゲン産生が抑制された。今回の結果より、ケロイドにおけるIL-17高発現状態がケロイド発生に関与し、これををターゲットとした抑制薬がケロイドの新治療薬になる可能性が示唆された。
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