研究課題/領域番号 |
21592350
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
|
研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
明坂 年隆 朝日大学, 歯学部, 教授 (70116523)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 破骨細胞 / ポドゾーム / 接着構造 / 細胞膜面 / 細胞剥離 / 三次元可視化 / 培養破骨細胞 / 細胞膜ドメイン / 石灰化基質 / 膜裏打ち構造 / アクチン極性 / アクチンベルト / アクチン線維 / 微小管 / 翻訳後修飾 |
研究概要 |
骨組織のリモデリングを担う破骨細胞の機能・形態的極性を決定する接着側細胞膜面の裏打ち構造について、細胞剥離法を用い三次元可視化による形態解析を行った。細胞-細胞外基質間接着(cell-to-matrix adhesion)の場では、アクチン細胞骨格を主体としたポドゾームが膜の裏打ち構造と一体となって空間的ネットワークを構築していた。ポドゾームの配列は翻訳後修飾を受ける微小管のアセチル/チロシン化より制御され、細胞と強固な基質との接着にはアセチル化されたチューブリンからなる微小管が分布していた。また膜面に出現する特異なクラスリン被覆シートはタイトな細胞接着と関連して、クラスリン被覆膜がもつ本来のクラスリン依存性エンドサイトーシス以外の機能的役割を示すと考えられる。
|