研究課題/領域番号 |
21592363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
水澤 典子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (80254746)
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研究分担者 |
岩田 武男 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (10350399)
吉本 勝彦 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (90201863)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 糖尿病 / 膵島 / 唾液 / インクレチン / インスリン |
研究概要 |
消化管ホルモンはインクレチンと総称され、特にGLP-1 は糖代謝改善の多様な作用があることから、糖尿病治療としてGLP-1 模倣薬やGLP-1 の分解酵素を阻害する薬剤が期待されている。 ヒト唾液腺から分泌されるサリバチンは、インクレチン様の効果が既に報告されているが、作用機序は未だ不明だったため、細胞株および単離膵島を用いて検討した。インクレチン模倣薬として知られるExendin-4(Ex-4)については、マウス膵β細胞株でのcAMP レベル上昇を伴うインスリン分泌促進効果が確認された一方で、サリバチンについては、マウス膵β細胞株でのcAMP レベル上昇およびインスリン分泌促進が確認されず、糖代謝に関わる顕著な有用性は本研究では認められなかった。 ヒト顎下腺腺房由来細胞株では、インクレチンの一種であるGIP の発現が認められたため、今後の発現調節解析および機能解析への展開が示唆された。
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