研究課題/領域番号 |
21592364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
筑波 知子 (門脇 知子) 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (70336080)
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連携研究者 |
中山 浩次 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (80150473)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 細菌 / 歯周病 / 輸送・分泌 / 二成分制御系 / プロテアーゼ / 歯学 / 膜輸送 / シグナル伝達 / リン酸化 / プロテアーゼ・アドヘジン / 膜輸送・分泌 |
研究概要 |
P. gingivalisの分泌・膜輸送に障害が起こると、病原性因子であるプロテアーゼや血球凝集素などが前駆体として菌体内に蓄積する。このような表現型を示す遺伝子変異株のうち、2つの遺伝子(porXとporY)について、二成分制御系遺伝子の可能性を検討した。PorYは自己リン酸化を起こし、そのリン酸基は時間依存性にPorXに転移した。PorYとPorXの相互作用は生体分子相互作用解析装置によっても確認され、両者が二成分制御系を構成することが示された。さらに外界に反応して転写を調節するECF(Extracytoplasmic function)σ因子の一つPGN0274もプロテアーゼ分泌装置であるPor分泌装置の転写調節をすることがわかった。PorX-YシステムとPGN0274は独立した経路に位置し本菌の病原性因子分泌機構が、複数制御を受けて、巧みに調節されていることが示された。
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