配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究概要 |
補助シグナル分子は細胞間相互作用において正あるいは負に応答を制御することが知られている.我々は,以前の研究において,補助シグナルリガンドの1つであるマウスB7-H3の受容体がTLT-2であることを明らかにし,本研究ではそれらの機能を詳細に検討した.まず,ヒトにおいてもB7-H3がTLT-2の受容体であり, B7-H3とTLT-2によりT細胞応答が亢進することを明らかにした.次に, TLT-2は, CD8^+T細胞の細胞傷害活性を亢進することを明らかにした.本研究により, B7-H3.TLT-2経路が抗腫瘍免疫応答を亢進することが示唆された.
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