研究課題/領域番号 |
21592421
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
本山 直世 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (70509661)
|
研究分担者 |
森田 克也 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (10116684)
|
連携研究者 |
土肥 敏博 日本薬科大学, 薬学部, 教授 (00034182)
西村 英紀 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (80208222)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 保存修復学 / 歯痛 / アロディニア / 神経障害性疼痛 / 難治性疼痛 / 歯髄 / 鎮痛 |
研究概要 |
本研究において申請者らは,血小板活性化因子(PAF)受容体阻害薬や脊髄および三叉神経脊髄路核でのPAF 受容体ノックダウンが,原因の異なる様々な疼痛モデルにおいて,長時間持続性で強力な鎮痛作用を示すことを明らかにした. これらの成果はPAF受容体阻害薬が各種疼痛疾患における有効な治療薬となる可能性を示すものである.PAF受容体阻害薬は強力な抗炎症作用に鎮痛作用を併せ持つことが明らかとなり,歯髄炎や歯周組織の炎症に起因した疼痛の治療に有望な治療薬となる可能性が示された.PAF受容体阻害薬は既存の鎮痛薬とは全く異なったメカニズムで作用しており,新規治療薬開発の基礎的基盤を与えるものと期待される.
|