研究課題/領域番号 |
21592482
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴系歯学
|
研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
井上 雅裕 大阪歯科大学, 歯学部・附属病院, 准教授 (50159993)
|
研究分担者 |
呉本 晃一 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (90319583)
前田 照太 大阪歯科大学, 歯学部・附属病院, 教授 (10103110)
|
連携研究者 |
山座 孝義 九州大学, 歯学部, 助教 (80304814)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | FGF / 口腔上皮 / 幹細胞 / 粘膜再生 |
研究概要 |
本研究の目的は、FGFR2b/FGF10シグナルの口腔粘膜の治癒・再生への役割を解明することにある。本課題の結果から、1) FGFR2bシグナルの減弱により、粘膜の形成が菲薄化すること、2) FGF10過剰発現により、基底細胞層の多層化により、粘膜上皮の過形成・肥厚が生じること、3) FGF10過剰発現が重層扁平上皮の基底層の増殖により強く働くことが明らかとなった。膀胱の移行上皮からも同様の結果を得ていることから、FGFR2b/FGF10シグナルは、粘膜基底層に存在する口腔上皮由来幹細胞の増殖を誘導し、粘膜創傷の治癒を加速すると考えられた。
|