研究課題/領域番号 |
21592578
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
恰土 信一 (怡土 信一) 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (00315095)
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研究分担者 |
北原 誠子 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (60363339)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歯科麻酔学 / シグナル伝達 / 中枢神経系 / 神経細胞 / 全身麻酔薬 / カルシウム |
研究概要 |
術前カルシウム(Ca)拮抗薬服用が麻酔に与える影響過去10年間の九州大学病院歯科麻酔科管理麻酔症例を検討した。術前L型Caチャネル拮抗薬服用は、全身麻酔薬の作用に有意な影響を与えないことが示唆されたが、N型Caチャネル拮抗薬は服用者が少なく検討できなかった。 伝達物質放出に及ぼす麻酔薬の効果とCa拮抗薬の影響ほとんどの興奮性シナプスが分布している樹状突起部シナプス前終末(ブートン)において、プロポフォールおよびペントバルビタールは脱分極刺激やアゴニスト刺激によるCa2+上昇を抑制した。しかし、抑制性ブートンが高率に分布している神経細胞体および樹状突起起始部においては抑制しなかった。プロポフォールやペントバルビタールは興奮性シナプス前終末におけるCa2+上昇を抑制することにより、神経伝達物質放出を抑制するのかもしれない。
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