研究課題/領域番号 |
21592591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
鈴木 聖一 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (90187732)
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研究協力者 |
森山 啓司 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (20262206)
馬場 祥行 国立成育医療研究センター歯科, 医員 (70251535)
川元 龍夫 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (50323704)
辻美 千子 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (90345281)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 上顎 / 骨延長 / モニタリングシステム / 上顎骨 / 顎外牽引力 / 超音波画像 / 咀嚼能率 / ガム / 球形樹脂微粒子 / 咀嚼運動 / 張力センサー / 超音波画検査 / 顎変形症 / 咬合接触面積 / 上顎骨骨延長 / 超音波画像解析装置 / REDシステム / 咬合機能評価 / 人工ガム |
研究概要 |
上顎骨骨延長治療は、上顎骨の劣成長が著しい口唇口蓋裂症例や上下顎の不調和が大きい顎変形症の咬合と審美性を回復する最も有効な治療法である。しかしながら、本法は頭部固定装置に取り付けた支柱に装備された2つのネジのみで上顎骨の三次元的移動を行うため、適切な力で牽引しつつ目標とする位置に上顎骨を移動させることは極めて困難である。本研究の目的は、上顎骨の移動中に上顎骨に負荷される牽引力と上顎骨の移動様相がリアルタイムで把握できるシステムを構築することにある。上顎骨牽引用のネジに超小型張力センサーを組み込むことにより、上顎骨に負荷される牽引力をリアルタイムで計測することが可能となった。また、超音波画像診断装置を用いることにより上顎骨の移動様相を把握することが可能となり、これらを組み合わせることで骨延長中の上顎骨に負荷される力と移動様相が同時に把握できる骨延長治療のモニタリングシステムが確立されその有用性も確認された。さらにさらに球形樹脂微粒子含有ガムを用いた咀嚼機能の定量的評価が可能となり、その有用性についても確認された。
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