研究課題/領域番号 |
21592628
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
町頭 三保 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (80253897)
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研究分担者 |
宮本 元治 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (50452941)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | TNFファミリー / 歯周病 / 治療薬 / TACE阻害剤 / エピガロカテキンガレート / EGCG |
研究概要 |
TNF-αはプロサイトカインの一つで、炎症反応で重要な役割を担っており、その前駆体はTACEとよばれるメタロプロテアーゼにより活性化される。TNF-αは歯周病の発症と進行にも深く関与している。今回、TNF-αの産生抑制による歯周病治療薬を開発する目的で、TACE阻害剤とエピガロカテキンガレート(EGCG)の有効性を評価した。TACEはヒト歯肉炎症組織のマクロファージと歯肉線維芽細胞に存在した。ACE阻害剤とEGCGは、THP-1細胞におけるTNFαの産生を用量依存的に抑制し、特にEGCGは高濃度のグルコース存在下でTNF-αの産生抑制効果が高かった。さらにラット歯周病モデルにおいて、TACE阻害剤は歯槽骨吸収抑制効果を示した。TACEinhibitorとEGCGは、ヒト歯周炎治療の魅力的なターゲットである。
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