研究課題/領域番号 |
21592777
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 福岡県立大学 (2010) 小樽商科大学 (2009) |
研究代表者 |
中條 雅美 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (20382426)
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研究分担者 |
岡村 仁 広島大学, 保健学研究科, 教授 (40311419)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | がん患者 / グループ療法 / ファシリテーター / 介入尺度 / ファシリテーター介入技術 / 評価尺度作成 |
研究概要 |
平成22年6月当該研究について、研究協力施設において研究倫理審査の承認を受けたのち、大腸がん患者に対するグループ療法を実施した。研究協力者は、ファシリテーター訓練を受けたコメディカル2名と大腸がん患者3名。平成17年~平成19年の基盤研究(c)によるファシリテーター技術の質的研究結果を基にしたファシリテーター介入の質問紙により、ファシリテーター介入技術の評価を行った。 ファシリテーターの得点はサブファシリテーターよりも低かったが、評価しづらい項目は認められなかった。ファシリテーターは、サブファシリテーターよりも話し合いを深く見守り、自身の介入技術に自信のなさを示す感想を述べていた。このことが、ファシリテーターの得点の低さに関与している可能性があると考え、今後のファシリテーター介入技術の評価をする際に気をつける必要性を感じた。が、この質問紙により、ファシリテーター介入技術の評価尺度を作成する方針を固めた。 平成22年秋~23年2月にかけて、研究協力施設の開拓のために、グループ療法の講演とファシリテーター訓練を行う講演会を平成23年6~7月実施すると計画した。中国・九州地方における、がん拠点病院を含む100床以上の病床数を有する名簿を作成したが、年度末に参加者を募るのでは参加者が集まらないと考えた。 平成22年度の予算で平成23年度講演のお知らせをすることには無理があるとの見解から、講演会のお知らせを中止した。
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