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外回り看護師の患者の手術侵襲が最小限になるための先見性に基づいた行動モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21592786
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関近大姫路大学

研究代表者

小西 美和子  近大姫路大学, 看護学部, 教授 (60295756)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード手術看護 / 外回り看護師 / 先見性 / エキスパートナース / 先見性に基づく行動
研究概要

本研究の目的は、外回り看護師が、担当する手術患者に対して手術開始前から手術終了直後までの間に手術侵襲を最小限にするために行っている、先見性に基づく行動がどのようなものかを明らかにすることである。研究協力者は、手術室看護の経験が5年目以上で、日本手術看護学会の臨床実践能力の習熟度段階でレベルIII(熟達者)、レベルIV(エキスパート)に該当する者、および日本看護協会で手術看護認定看護師として認定される者とした。研究方法は、参加観察によるデータ収集は、外回り看護師が担当する患者の手術開始から終了まで「完全なる観察者」の立場で行った。その結果、手術開始前から手術終了までの間に、外回り看護師が手術患者に対する先見性に基づく行動の構造を検討した結果、抽出された86個の1次コードから、25個のサブカテゴリー、9個のカテゴリー、【生活を見通す】、【生命の歯車を回す】、【医療者を快調にする】の3個のコアカテゴリーで構成された。これら3つのコアカテゴリーが手術開始から手術終了まで関連し合って存在していることが明らかとなった。この研究の成果は、これまであまりクローズアップされなかった手術室看護師の行動の意味がより明確になったことである。手術室看護師は、患者の生命を守ることだけでなく、その生命の守り方が重要であった。さらに手術室看護師は、患者の生活を見通し手術後に患者が元の生活にすぐに戻ることができるよう行動していた。これらの行動が明確になったことは、手術看護において意義があると言える。

報告書

(4件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 看護の原点としての手術看護2011

    • 著者名/発表者名
      小西美和子
    • 学会等名
      第34回日本手術看護学会、兵庫県地区大会
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書 2011 研究成果報告書
  • [学会発表] 周手術期における病棟-手術室間の連携に関する検討-病棟看護師が手術室看護師に求める期待-

    • 著者名/発表者名
      藤本雅子、後藤ちえみ、小西美和子
    • 学会等名
      日本手術看護学会
    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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