配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
昆虫は脱皮を繰り返すことにより成長する。本研究は,脱皮を制御する脱皮ホルモン受容体の作用機構を,その立体構造を通して解明しようというものである。先ず,EcR/USPの2種の蛋白質から成る受容体の大腸菌を用いた共発現系を構築した。引き続き,X線回折法による立体構造の解明を行うため,受容体とホルモンとの複合体の結晶化を試み,微結晶を得るに至った。期間内に構造決定には至らなかったが,しかし,ホルモン非存在下で受容体の結晶化が可能であることを見出し,作用機構解明に途を拓くことができた。
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