配分額 *注記 |
3,270千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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研究概要 |
本研究の目的は,聴覚末梢系の数理モデルを作成し,それを利用して高性能な音声処理を実現することである.本研究で構築した聴覚末梢系モデルの様々な機能を検証するために,モデルから生成されたパルス時系列パターンの解析を行った.特に,ヒトの聴覚情報処理機構が有する周波数選択性, 2音抑制,マスキングなどの特性について再現できることを確認し,構築したモデルの妥当性を明らかにした.次に,聴覚末梢系モデルから生成されたパルス時系列パターンを用いて雑音環境下での話者識別を行った.本提案手法と従来の周波数分析との比較検討を行い,提案したモデルの有効性を確認した.
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