研究概要 |
本研究では, ナノバブルと超音波を用いた実時間血管構築法によって, 直径1cm以下のリンパ節転移に対する早期がん確定診断法の開発を目的にする. まず, バブルの輝度情報にもとづく血管抽出アルゴリズム, color difference based on standard deviation (CDSD)法を確立した. つぎに, ナノバブルと高周波超音波, およびCDSD)法を併用し, リンパ節転移モデルに適用したところ, 本方手法は, リンパ節転移の早期診断だけでなく, 治療効果の評価にも有効であることが示された.
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