研究課題/領域番号 |
21650138
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
石田 健司 高知大学, 教育研究部・医療学系, 准教授 (10274367)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2009年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | リアルタイム積分筋電計(24時間型) / リアルタイム積分筋電計 |
研究概要 |
24時間型リアルタイム積分筋電計(20台)作成 【連携協力者】高知市布師田企業化支援センター内((有))恵比寿電気 池龍美、野中徹今回作成したリアルタイム積分筋電計の最大の特徴は、(1)高齢者でも容易に操作できる点と、(2)「ボルター心電計」の如く、24時間管理型にしたことである。 (1)操作性の簡略化(高齢者でも容易に操作できる) ボタンを横に5つ配し、左から順に操作する。1.一番左のボタンでON 2.次のボタンで最大筋力の電気量を計測 3.次のボタンを押すとリアルタイムに積分値が画面に表示される 4.残りの2つの右側のボタンは、訓練目標値の設定ボタンである。リアルタイムの積分筋電の値を30~90%の(目標訓練値に)設定できる様にし、その値に到達すると、「ピーピーピー」音がなるようにした。これにより個々の訓練者の実情(年齢や体力など)に合わせた訓練目標が設定可能になった。 (2)「ボルター心電計」の如く、24時間管理型 評価した積分値を、SDメモリーカード(32.0mm×24.0mm)に5秒ごとに、,エクセル様式で、24時間記録できるように設定した(実際は24時間以上、メモリーが一杯になる限り記録可能)。 下肢の筋肉のうち表面筋電図で評価可能な大腿四頭筋・中殿筋・ハムストリングス(大腿二頭筋)・下腿三頭筋(内側腓腹筋)を評価筋とした。1日のADLにおける各筋の積分筋活動評価では、中殿筋の積分筋電量が、他の筋と比べると小さく、通常のADLの生活活動では、「慢性的な廃用状態」にあることが示唆され、本筋の筋力訓練の意義があると思われた。
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