研究課題/領域番号 |
21650145
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構東京医療センター臨床研究センター (2011) 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター) (2009-2010) |
研究代表者 |
角田 晃一 独立行政法人国立病院機構東京医療センター臨床研究センター, 人工臓器・機器開発研究部, 部長 (30197751)
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連携研究者 |
関本 荘太郎 東京大学, 大学院・医学研究科, 助手 (00010059)
熊田 政信 独立行政法人国立病院機構東京医療センター, 臨床研究センター, 研究員 (70323607)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,440千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2009年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 失声症 / 左右脳機能 / 角田理論 / 日本語 / 中枢調節 / 赤外線トポグラム / 特異性 / 機能的MRI / 心因性失声 / 大脳左右優位性 / f-MRI / 赤外線トポグラフィー / 角田テスト / 発声障害 / ささやき声 / スイッチ機構 |
研究概要 |
発声モードの変換を行う中枢のスイッチ機構(角田理論 : 角田忠信.Proc. Jpn. Acad. 1973, Psychother Psychosom. 1979)の存在が改めて示唆され、この中枢調節を機能的MRI(fMRI)を用いて解明することを目的とした。 まず、ささやき声の中枢調節は、前頭葉の活性が上昇してささやき声を出させるタイプと、左右の脳の活性が変換するタイプに分類された(主任研究者. Med Hypotheses. 2011)。 ついで心因性失声患者での脳活動の比較を行ったところ、前頭葉の活性の有無での分類が可能と示唆された。(主任研究者ら.J Voice. 2012)さらにfMRI、赤外線トポグラムで角田理論の検証実験を行い、人種を問わず日本語で育った人間(=日本人)では73.3%が虫の声を言語脳、人種を問わず日本語以外で育った人間(=非日本人)では70%が虫の声を非言語脳で分析する傾向が明らかになり、角田忠信の理論を支持する結果となった。
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