研究課題/領域番号 |
21652007
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
藤原 貞朗 茨城大学, 人文学部, 准教授 (50324728)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ポスト・ジャポニスム / 日本美術研究 / 浮世絵版画 / フランス陶芸 / カリエス派 / ジャポニスム / 浮世絵版画展覧会 / ポストジャポニスム |
研究概要 |
1910~1920年代、フランスでは大掛かりな浮世絵版画展覧会が開かれるとともに、多数の浮世絵研究書が刊行された。20世紀初頭にジャポニスムが終焉するという定説とは矛盾する現象をどう理解すればよいか。文献学的調査によって明らかになるのは、ポスト・ジャポニスムとでも命名すべき美学のもとに、新たな世代が浮世絵を研究し、歴史的に再評価したという事実である。一言でいえば印象派美学を改め、古典主義的美学のもとに浮世絵を再解釈し、中国の水墨画の伝統のなかに位置づけるなどの歴史化の試みが図られ、再評価がなされたのであった。
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