研究課題/領域番号 |
21652036
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
木原 誠 佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (00295031)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,050千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2009年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 無縁 / アジール / 文化免疫 / オクシデント / インミュニティ / 逆説 / 周縁性 / 徴候知 / 東と西 / 坂 / 関 / 徴候 / 平家物語 / 周縁 / 駆込寺 / 巡礼 / テロル / 地霊 / ゲニウス・ロキ |
研究概要 |
本研究の成果は、今日の免疫学の視点を導入し、文化の主体のありかを、コミュニティ内部から排除され、周縁に置かれた「インミュニティ(免疫)=アジール」にあると措定し、マクロ・中央集権・リアリズムの世界観を、ミクロ・周縁・虚構=無視・排除されたものの方から逆説・異化し、文化学創成のための新しい一モデルを提示したことに求められる。対象東西地域は、比較文化学の視点から重要と考えられる1 :我国最古の駆込寺の伝統をもつ東慶寺・鎌倉2 :ヨーロッパの極西・アイルランドの周縁に位置し、ヨーロッパ煉獄伝説発祥の地、オクシデントの表象、ドニゴールに絞り、調査、分析、検証を行った。
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