研究課題/領域番号 |
21652067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小口 千明 筑波大学, 人文社会系, 教授 (20169254)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,580千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2009年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 歴史地理学 / ハンディキャップ / 視覚障害 / 盲僧 / 九州 / 崇敬 / 琵琶 / 泊り宿 / 社会参加 / 地域文化 / 日本 / 妙音十二楽 |
研究概要 |
ハンディキャップをもつ人々との共生が真に実現するためには、「健常者」とされる人々が「優越的地位」から手を差し延べる「強者・弱者」の関係では不十分である。本研究は、盲僧とよばれる視覚障害者に焦点を当て、盲僧が日本の伝統社会において積極的社会参加を果たし、「弱者」とならずに崇敬の対象となってきた実態を明らかにした。盲僧習俗はとくに九州で発達しており、当該習俗が浸透した要因として、盲僧による琵琶弾奏が指摘できる。
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