研究課題/領域番号 |
21653074
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
佐藤 達哉 立命館大学, 文学部, 教授 (90215806)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2009年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | ナラティブ / QOL / SEIQOL / TEM / 医療心理学 / 難病 / 質的研究 / 対話的自己(Dialogical Self) / ナラティヴ / 厚生心理学 / 難行患者のライフ / 複線径路等至性モデル |
研究概要 |
難治性疾患を得た人や、症状が悪化していく病気に罹患した人の人生は患者として医師との関係でのみ扱われればいいのだろうか?こうした疑問をもとに、「人生with病い」という考え方を基盤におき、病を得た人の生き様を描く手法を開発し、その人生を支えつつ理解しそしてそのQOLを高める努力を行う研究学範(ディシプリン)としての「厚生心理学」を提唱するのが本研究の目的である。具体的にはSEIQOL(the Schedule for the Evaluation of IndividualQuality of Life)とTEM(Trajectory Equifinality Model)という方法論の開発を行い実践研究を行った。SEIQOLによって身体状況や疾病状況の悪化を直ちにQOL低下として理解してはいけないこと、TEMによって患者の治療などの具体的選択を描く際に様々な力のせめぎ合いを描くことやそれまでの径路のあり方を描くこと、そして実現しえなかった径路を描くことが重要であることを示した。また、『厚生心理学』と銘打った冊子を刊行して、本研究の基本的考えを世に問うた。
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