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教員養成プログラムにおける「創発のメソッド」の構築

研究課題

研究課題/領域番号 21653101
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

小竹 光夫 (2010)  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (20226137)

梶田 叡一 (2009)  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 学長 (70000065)

研究分担者 堀江 祐爾  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (10157068)
米田 豊  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (80432582)
濱中 裕明  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (20294267)
小竹 光夫  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (20226137)
研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2010年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード全国学力・学習状況調査 / 創発のメソッド / 学士課程教育 / 複合領域 / 教員養成プログラム
研究概要

「全国学力・学習状況調査」の集計・分析データに関する各府県の対応を、各研究分担者が関わる部分(奈良等)について、継続的な収集分析を行った。これまでキーワードとなってきた「自らの思考や行動を論理的に客観視できないという傾向性」や「論理的思考力」「読解力」について、具体的な学習活動の中での視点や取り扱い方をまとめることとした。特に複合領域にまたがる学習活動を実際に構築し、実践して考察することが重要と考え、小学生を対象とした学習活動を推進する中で成果と課題を明らかにしていくこととした。それらから導き出されたこととして、キーワードの解決に必要なのは「周辺に溢れる情報の中から、何を要点として取り出すかという力」「取り入れた知識を理解し、定着させていく力」「自己の内部に蓄積した知的資産を活用しながら、情報を再生産していく力」であると結論づけた。この部分においては、学士課程教育の中で教育話法及び教育技術を含め、教師側の資質と力量の育成が必要となることも明らかとなった。さらに、学校教育体制の中で、どのような機会・場面を設定するかによって、その効果に大きな差異が生じることも明らかとなった。これらを分析・考察する過程において、理論的部分の構築については堀江が、教育行政の取り組みについては米田が、「全国学力・学習状況調査」の分析と求められる力の切り出しには濱中が、そして複合領域(創発のメソッド)の学習指導の構築と実践・分析には小竹が当たった。学習者を鍛えること以上に、教師教育という視点での改革が求められることは明らかである。今後、教員養成制度の在り方も含め、広範な研究が必要となる部分であろう。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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