配分額 *注記 |
3,040千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2009年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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研究概要 |
過冷却状態の液体に加えられた小さな擾乱が誘発する結晶成長では,放物面状の界面の尖端からある程度離れたところから側枝が伸び,樹枝状の結晶が生まれる.数学的には,界面の表面張力を考慮したステファン問題として定式化され,放物面状の進行波解が不安定化し,側枝が現れるというシナリオが考えられる.本研究では,このシナリオを数学的に正当化するために乗り越えなければならない諸問題を明確化した.
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