研究課題/領域番号 |
21654068
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
隅田 育郎 金沢大学, 自然システム学系, 准教授 (90334747)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,280千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2009年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 地すべり / 地下水 / 浸透流 / 湿った砂 / 圧力 / 間隙水圧 / 地滑り / 有効応力 / 室内実験 / 地下水位 / 崖崩れ / 洪水水位 |
研究概要 |
湿った砂の直方体の柱に水が浸透することにより発生する地滑りの全過程を調べるために室内実験を行った。実験の結果、地滑りは地下水が砂柱を通過した後に起きること、地下水の上昇に伴い、地滑りの回数が0から3まで増加した後、土石流に転じること、地滑りが起きるまでの時間は地下水位で決まる浸透時間でスケールされることが分かった。また地滑りが起きる前に砂柱の底面の圧力が減少するのに対して、側面における圧力が増大することが分かった。これは圧力測定により地滑りが起きる前段階をモニターできることを示唆している。
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