研究課題/領域番号 |
21655043
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
西出 宏之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90120930)
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研究分担者 |
小柳津 研一 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (90277822)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,840千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 機能性高分子 / レドックスポリマー / 電子移動 / 電荷注入 / 有機メモリ |
研究概要 |
安定有機ラジカルをレドックス席として高密度に置換したラジカルポリマーを用いて、次世代メモリに位置付けられる有機ポリマーメモリの鍵物質を創出した。SOMOレベルを制御したポリマーを精密合成し、固体での電荷注入機構の解明をもとに、ON/OFF比10^5以上で繰返し耐久性および状態保持力高い不揮発性メモリ素子を試作した。印加電圧に応じてON/OFF状態が切り替わって状態維持する電気的双安定性を支配する因子を明確にし、全有機メモリの設計指針を明らかにした。具体的には、ラジカルポリマー層を電極で挟んだ構造の薄膜素子を用いて動作実証するとともに、ラジカルポリマーに期待される特異な電荷注入・輸送現象を分子構造と相関させて解明し、低電圧でも駆動するポリマーを創出した。
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