研究課題/領域番号 |
21656143
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
早川 和男 神戸大学, 工学研究科, 名誉教授 (60116241)
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研究分担者 |
山崎 寿一 神戸大学, 工学研究科, 教授 (20191265)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2010年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2009年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 居主福祉 / 中山間地域 / 被災地域 / 日本列島福祉改造計画 / 地域計画 / 高齢者 / 居住継続 / 居住貧困 / 居住福祉 |
研究概要 |
本研究では、激甚災害の被害を受けた中山間地域の被災集落を対象に、被災後の高齢者の居住継続と転居、被災者の転出と帰還に焦点をあて、「居住福祉」実現のための条件について、石川県輪島市門前地区におけるフィールド調査を行った。また国際居住福祉会議においてこれまでの成果を論文にまとめ、研究発表を行った。 具体的に、(1)居住福祉資源調査、集落コミュニティ・環境調査(被災前後の比較)、(2)震災復興における住宅や神社、農地、山林、公民館、集会所、公共施設の果たす役割、(3)被災後の居住動向、家族構造の把握、(4)高齢者居住調査(居住継続と転居の実態)、(5)被災者居住調査(転出と帰還状況の把握)の5項目について検討し、以下の諸点を明らかにした。 1)高齢者の居住とコミュニティの持続を支えている居住福祉資源の存在と役割、 2)災害を契機とする人口流出が起きなかった原因と被災者が帰還または地域に止まれた要因 3)震災を契機に地域外に転出した人々の居住地選定理由、 4)母村の住宅・土地財産の管理・活用の実態、母村コミュニティとの関係 さらにこれまでの研究成果を再分析し、『日本の居住貧困』(藤原書店)を出版した。
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