研究課題/領域番号 |
21656206
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
辰巳 敬 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (30101108)
|
研究分担者 |
横井 俊之 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (00401125)
|
研究期間 (年度) |
2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2009年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
|
キーワード | 触媒・化学プロセス / バイオマス / 固体酸触媒 |
研究概要 |
まず年度はじめに既に報告されている均一系触媒および固体酸触媒による反応の検証を行った。その後、1.ゼオライト触媒開発、2.メソポーラス物質触媒開発、3.触媒反応条件の検討を並行して進めた。具体的には 1.まず、骨格構造が異なるゼオライト(CHA、MOR、MFI、MWW、Beta、FAU型)を用いて反応を行い、本反応に最適な骨格構造をMFI、BEA、FAUに絞った。 2.それらに対し、酸点の発現に起因するヘテロ原子の種類(Al、Fe、Ga、Bなど)と触媒反応特性の関係を検討した結果、Alが最も良い結果を示した。 3.ゼオライトを用いた触媒プロセスではゼオライトの粒子サイズ、形態は重要な因子である。そこで粒子サイズの影響を検討したところ、小さい粒子の触媒がより高い活性を示すことが分かった。 4.様々なタイプのスルホ基(-SO_3H)含有有機-無機ハイブリッド型メソポーラス物質、また、Al含有メソポーラス物質の調製を行い、これらを触媒として用い、検討したところAl含有メソポーラス物質は、本反応に対し上記のゼオライトには劣るが、活性を示すことを見出した。
|