研究課題/領域番号 |
21656239
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
原一 広 (原 一広) 九州大学, 工学研究院, 教授 (00180993)
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連携研究者 |
出光 一哉 九州大学, 工学研究院, 教授 (10221079)
吉岡 聰 九州大学, 工学研究院, 教授 (50452818)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,550千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 原子力材料・核燃料 / 海中ウラン / ゲル / 回収 / 吸着 / アミドキシム基 / アクリルアミド / アクリルニトリル / ラジカル共重合 |
研究概要 |
海水溶存ウランの捕集に関する先行研究で、アキドキシム基が最も高い吸着能力を持っていることが分かり、表面にアキドキシム基を付けた捕集布が作られた。しかしながら、捕集効率およびコストはまだ実用的なレベルに達していない。この研究では、私たちは、ポリマーゲルに多くのアキドキシム基を導入することにより海水から効率的にウランを捕集する素材の開発を試みた。ゲル中におけるアミドキシム化の進行はNMRおよびFT-IRによって確認した。ゲルは、試験溶液中のほとんど全てのウランを吸着し、高い吸着能力を示した。吸着の量はより多くのアキドキシム基によって増加し、海水溶存ウランの捕集効率はゲルによって改善された。
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