研究課題/領域番号 |
21659088
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
佐々木 功典 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80116722)
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研究期間 (年度) |
2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2009年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | CNV / アレイCGH / 子宮癌 / 大腸癌 / 癌感受性 |
研究概要 |
2004年に遺伝子全体を含むような数Kbpから数Mbpに及ぶ大きな領域のDNAコピー数が、ヒト個人の間で異なるという大規模コピー数多型(CNV-copy number variation:遺伝子多型としては1塩基多型(SNP)の対極にあるもの)の存在が報告され世の中に大きな衝撃を与えた。現在、CNVと各種疾患との関係が漸次明らかにされつつあり、我々も癌とCNVとの関連を明らかにする目的で、本研究ではcomparative genomic hybridization (CGH)の技術を用いて癌の感受性(罹患しやすさ)に関係するCNVの同定に関する研究を行った。 各種固形癌(子宮癌、大腸癌、胃癌など)について、各患者(20~30例)から採取した癌組織(細胞)と非癌細胞(リンパ球)および当該癌に罹患したことのない高齢者(20人)のリンパ球からのDNAを抽出した。抽出されたDNAはBACアレイCGHによりコピー数が解析され、高頻度にコピー数異常を呈するBACクローンを同定した。癌患者における非癌検体からのDNAで、癌細胞からのDNAと同様に高頻度に出現したコピー数異常部位をまずCNV候補とした。それらのうち非癌患者DNAにおける結果と比較し、癌との関連性が考えられるCNVを絞っていった。このときデータベースとの照合も行った。子宮癌、大腸癌ではこれらの候補CNVを同定することに成功し、本研究の目的は達せられたと考えている。
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