研究課題/領域番号 |
21659097
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 九州大学 (2010) 千葉大学 (2009) |
研究代表者 |
米満 吉和 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (40315065)
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研究分担者 |
野村 政壽 九州大学, 大学院・医学研究院, 講師 (30315080)
吉田 久美 九州大学, 大学院・薬学研究院, 助教 (80553271)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2010年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2009年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | センダイウイルスベクター / 遺伝子操作マウス / RNAヘリカーゼ |
研究概要 |
本年度は、rSeVを用いた遺伝子操作マウス構築を主として検討した。 1)使用するベクターシステムの最適化 以下の3種のベクターに対し、rSeVを用いた遺伝子操作マウスの構築を試みた。 (1)ts-rSeV/dF(温度感受性変異挿入+F遺伝子欠損型ベクター:ベクター構築時に32℃にてM/HN遺伝子が発現し、体温に近い37℃にてM/HN遺伝子発現が著減する) (2)rSeV/dFdMdHN(ウイルス膜を構成する膜蛋白遺伝子全てを欠損する) (3)薬剤耐性遺伝子によるマウス構築効率の最適化 薬剤耐性遺伝子(neomycin^r、puromycin N-acetyltransferase (Pac))を持つベクター(ts-rSeV/dFneo、rSeV/dFdMdHNneo、ts-rSeV/dFpac、rSeV/dFdMdHNpac)。 いずれにおいてES細胞への高効率遺伝子導入、遺伝子発現細胞の多能性について維持されていることを確認した。 2)RNAヘリカーゼノックダウンベクターの構築 これまでの検討ではRIG-Iのdominant-negative変異体(RIG-IC)をrSeVにて発現させることにより個体発生まで至ることを見出した。このRIG-ICの必要性について、特に長期生存時における表現型の修飾について検討を進めた。
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