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e-learningとバーチャルスライドを用いた医学病理学教育システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21659125
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関富山大学

研究代表者

石澤 伸  富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (40222989)

研究分担者 上木 佐季子  富山大学, 総合情報基盤センター, 講師 (70214434)
研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2010年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2009年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードe-learning / 医学教育 / CPC / PBLチュートリアル / moodle / virtual slide / バーチャルスライド / 病理学 / CPC実習
研究概要

医学教育、特に、臨床病理検討会(CPC)やProblem-based learning(PBL)チュートリアル教育における症例検討型学習において有用なe-learningモジュールを新規に開発した。症例検討型学習では、与えられた症例プロフィールから、問題点の抽出(problem list)とその評価および診断や治療をするための初期計画(initial plan)を作成して次の評価に進むことが多い。Initial planには、診断を得るためにいくつかの追加検査が選択されることが多い。今までの症例検討では、学生あるいはチュートリアルのグループごとに異なったinitial planを作成していても、教官側から提示される検査所見は、画一的にならざるを得なかった。今回導入したモジュールを利用することにより、教官が用意した検査所見については、学生やグループ個々が任意の順番と任意の数の検査を閲覧し評価しながら課題を解いていくことが可能となる。個々の作成したinitial planに沿った実習が可能となり、より実践的かつ自己学習可能な課題がe-learningシステム上で作成できる。教官にとっては、学生に提示する検査所見を用意するのみでよく、既存の方法と作業量に大差はなく、評価面では今までより診断に至る過程を確認することが出来るようになっている。学生評価も今までの方式より良いと判断した学生が80%を超え、高い評価を得た。また、モジュールは無償公開の準備を進めており、かつ、基本ソフトをopen source softwareであるmoodleとして開発したことで、他施設での導入において、コストの面での優位性もあると考える。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] CPC実習に適したe-learningモジュールの開発2011

    • 著者名/発表者名
      石澤伸、石井陽子、常山幸一、笹原正清
    • 学会等名
      第100回日本病理学会総会(3-H-31)
    • 発表場所
      神奈川県横浜市
    • 年月日
      2011-04-30
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.med.u-toyama.ac.jp/pathol2/moodle/

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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