研究課題
挑戦的萌芽研究
人工染色体を用いた遺伝子治療法は、従来のウイルスを用いた方法とは異なり、がん化の懸念が無く、また、長期間の高発現維持が期待できる。本研究では、人工染色体とiPS細胞を用い、血液凝固因子の遺伝的欠損である血友病の新規の遺伝子治療法の開発研究を行った。この時、凝固因子の補充療法で問題となっている中和抗体(インヒビター)の出現を抑える工夫を行った。これとは別に、組換え凝固因子(第VIII因子およびフォンヴィレブランド因子)発現システムの構築を試みた。
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