研究課題/領域番号 |
21659274
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
本橋 伸高 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (30166342)
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連携研究者 |
北原 裕一 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教 (00436859)
藤井 友和 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 助教 (30456454)
安田 和幸 山梨大学, 医学部・附属病院, 助教 (90456442)
山口 雅靖 山梨大学, 医学部・附属病院, 医員 (90568263)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,970千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2009年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 精神生理学 / うつ病 / 経頭蓋直流刺激 / 背外側前頭前野 / POMS / 認知機能 / 再認記憶 / 経頭蓋磁気刺激 / ドパミン / 近赤外線スペクトロスコピー / 脳血流 / 脳刺激 / 治療法 |
研究概要 |
電気けいれん療法(ECT)に代わる治療法として期待されている左背外側前頭前野に対する反復陽性経頭蓋直流刺激(tDCS)の気分と認知機能に与える影響を検討した。健常男性に対し偽刺激を対照とするクロスオーバー法試験を実施したところ、視覚性再認記憶課題の正答率のみが時間とともに上昇しており、実刺激で開始した群で変化が顕著であった。これらの所見より、tDCSは特に有害な作用を示すことなく、視覚性再認学習機能を高める可能性が示唆され、うつ病の新たな治療法として検討を進める価値があると考えられた。
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