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膵癌幹細胞を標的とした新たなBiTE抗体の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21659324
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

中島 祥介  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (00142381)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
3,140千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード膵臓外科学 / 膵癌 / 幹細胞 / 抗体
研究概要

Bispecific T Cell Engagers(BiTE)抗体は,通常の癌治療抗体とは異なり, 2つの抗原結合部位を有するユニークな抗体である.一方は, T細胞のCD3抗原と結合し,他方は癌抗原を認識することで,直接的かつ効率的にT細胞が癌細胞に殺細胞効果を発揮することが期待されている.一方,癌幹細胞は近年提唱された概念であり,その研究はより根本的な癌治療開発に発展する可能性があり,注目されている.今回の研究では,膵癌幹細胞に作用し得るBiTE抗体を新たに創出し,従来とは根本的に異なる新規膵癌治療法の開発を目的とした.新規抗体の作成が実現すれば,膵癌幹細胞に直接T細胞を作用させ,特異的殺細胞効果を発揮し得ることが可能と想定される.しかしながら,膵癌幹細胞に対する治療標的候補マーカーとしてPSCA, HVEM, CD133, CD24, CD44, CD90, CD166, ESA, SHH, BMI-1を選択し,当科にて切除を行い,患者の同意が得られた通常型膵癌および膵管内腫瘍(IPMN)の標本を用いて,免疫染色にて,それらの分子の発現の検討をすすめた.しかし,いずれの分子も発現が乏しく,また恒常的な結果が得られていないため,さらに免疫染色の条件を設定し直し,至適条件を模索している段階である.

報告書

(4件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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