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革新的骨代謝インビボイメージング法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21659359
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関(財)癌研究会

研究代表者

今村 健志  (財)癌研究会, 癌研究所・生化学部, 部長 (70264421)

研究期間 (年度) 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2009年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードバイオテクノロジー / シグナノ伝逹 / 酵素 / 生体分子 / 細胞・組織
研究概要

骨代謝研究分野において、骨、軟骨のダイナミクスを全身で解析し、骨内外の緊密なコミュニケーションを担っている分子群の相互連関を統合的に解析することが急務となっている。そこで、インビボ光イメージング技術を用いて、生体で骨形成、骨吸収と軟骨形成を検出することを目的に、光技術を駆使した新しい解析システムを開発した。具体的には、まず、蛍光蛋白とルシフェラーゼ蛋白を融合させ、生体で検出可能な高感度ルシフェラーゼ遺伝子を開発した。次に、開発した高感度ルシフェラーゼ遺伝子カセットがCre依存的に発現するようなトランスジェニックマウスを、骨芽細胞特異的I型コラーゲンプロモーターで制御されたCreトランスジェニックマウスと掛け合わせ、生きているマウスの中で骨芽細胞機能を経時的に観察できるシステムを構築した。
開発したシステムを用いて、頭頂骨にRANKLを投与したマウスで骨芽細胞活性をin vivoで解析することに成功し、RANKL投与によって骨吸収し、その後骨形成に移行する間の骨芽細胞機能の時空間的制御を明らかにした。一方、破骨細胞機能については、破骨細胞特異的カテプシンKプロモーターで制御されたCreトランスジェニックマウスは入手したが、高感度ルシフェラーゼ遺伝子カセットCreトランスジェニックマウスとの掛け合わせが間に合わなかったので、カテプシンK活性を可視化する近赤外蛍光プローブCat K680 FAST(VisEn Medical)を用いた基礎実験をおこなった。

報告書

(1件)
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Runx1 and Runx2 cooperate during sternal morphogenesis2010

    • 著者名/発表者名
      Kimura A, et al.
    • 雑誌名

      Development. 137

      ページ: 1159-67

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Mechanical stress induces Interleukin-11 expression to stimulate osteoblast differentiation2009

    • 著者名/発表者名
      Kido S, et al.
    • 雑誌名

      Bone. 45

      ページ: 1125-32

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 第32回日本分子生物学会年会2009

    • 著者名/発表者名
      Takeshi Imamura
    • 学会等名
      Recent progress of in vivo optical imaging of cancer
    • 発表場所
      神奈川県横浜市
    • 年月日
      2009-12-12
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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