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人工冬眠を目的とした細胞膜透過性氷核ペプチドの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21659363
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関福井大学

研究代表者

廣瀬 宗孝  福井大学, 医学部, 准教授 (50275228)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード人工冬眠 / 臓器保存 / 氷核タンパク質 / 細胞膜透過性ペプチド / 不凍タンパク質
研究概要

本研究は、凍結時に超微小の氷を無数に生成させるための氷の核となるペプチド(細胞膜透過性氷核ペプチド:cell-permeating ice nucleation peptide (CPINP)と命名する)を開発し、凍結による細胞破壊を防止することが目的である。
平成21年度の研究では、5%DMSOに1mMのTat-X-AGYGSTLT-AGYGSTQTまたはTat-X-GPAGを加えると、5%DMSOのみの場合に比べて、ヒト肺がん細胞(A549細胞)の増殖率が増加する可能性が示唆された。しかし両ペプチド単独では、凍結による細胞破壊を防止することはできなかった。
人工冬眠では、既存の凍結保護剤であるDMSOやグリセロールと、CPDPを併用することは避けるべきと考え、平成22年度ではヒト赤血球を用いて、別のペプチド(Tat-X-SRDIYSTDWR)を用いた凍結実験を行った。結果は、グリセロールによる凍結による赤血球破壊抑制作用より有効なCPINPを、見出すことはできなかった。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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