研究課題/領域番号 |
21659383
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉川 史隆 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40224985)
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研究分担者 |
柴田 清住 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (90335026)
那波 明宏 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90242859)
井箟 一彦 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60303640)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / 上皮間葉転換 / 腹膜中皮細胞 / 幹細胞ニッチ / がん幹細胞 / TGF-β / α-SAM / ニッチ / CD133 / CXCR4 / 腹膜中皮 / CXCR-4 |
研究概要 |
卵巣卵黄嚢腫瘍細胞においてCD133が癌幹細胞マーカーであることを証明した。我々は腹膜中皮細胞と卵黄嚢腫瘍細(NOY1)の相互作用を検討した。NOY1から癌幹細胞を分離し、腹膜中皮細胞との共培養によってコロニー形成能、浸潤能の亢進を認めた。その作用はCXCR4アンタゴニストによりブロックされた。以上の結果から腹膜中皮細胞は卵黄嚢細胞の癌幹細胞に対してニッチとして作用することを証明した。癌幹細胞と腹膜中皮細胞の共培養の結果、それぞれの細胞の上皮間葉転換が認められた。
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