研究課題/領域番号 |
21659437
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
根本 英二 東北大学, 大学院・歯学研究科, 准教授 (40292221)
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研究分担者 |
島内 英俊 東北大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (70187425)
金谷 聡介 東北大学, 病院, 医員 (80375097)
多田 浩之 東北大学, 大学院・歯学研究科, 大学院非常勤講師 (70431632)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2009年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 象牙質 / 細胞外カルシウム / 細胞外リン酸 / ヒト歯髄細胞 / ヒト歯根膜細胞 |
研究概要 |
う蝕で失った歯質(象牙質)を再生することは歯科医療の大きな目標の一つである。Bone Morphogenetic Protein-2(BMP-2)は象牙質を作る細胞(象牙芽細胞)の分化を調節する協力な成長因子である。ヒト歯髄細胞を10mM細胞外カルシウムあるいは3mM細胞外リン酸で刺激するとBMP-2遺伝子の発現が増強されることを遺伝子および蛋白レベルで明らかにした。さらに、その分子機構にはMitogen-Actiated Protein Kinase(MAPK)ファミリー分子であるExtracellular Signal-regulated Kinase(ERK)-1/2という分子は関わっていることを見出し、今後、歯科医療においてBMP-2の発現を人為的に増強することに基づいた治療法につながる可能性を示唆した。
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