研究課題/領域番号 |
21659471
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
篠原 正徳 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (90117127)
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研究分担者 |
平木 昭光 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 講師 (60404034)
中山 秀樹 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (70381001)
吉武 義泰 熊本大学, 医学部附属病院, 医員 (00423682)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2010年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2009年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 免疫両療法 / 新規腫瘍抗原 / ペプチドワクチン療法 / URLC10 / 口腔扁平上皮癌 / TTK |
研究概要 |
口腔癌で高頻度に高発現している新規腫瘍抗原URLC10ならびにTTKを標的としたペプチドワクチン療法の施行した: 対象:1)転移あるいは局所浸潤を有する治癒切除不能の口腔癌で、化学療法もしくは放射線療法が、前治療として既に使用され、そのいずれに対しても不応となるか、もしくは副作用により投与できない患者。HLA-A^*2402を有すること。方法:合成した2種類のペプチド1mgを、それぞれ単独もしくは混合したものに、不完全フロイントアジュバントを混合し、患者頸部、腋下あるいは鼠径部付近の皮下に投与した。 3)ペプチドワクチンの投与スケジュール:予備試験投与として、ワクチンを初回投与する前に10μgのペプチドを本投与する場所以外の皮下に投与して30分間経過観察した。 1Vac 2Vac 3Vac 4Vac ワクチン投与 day1 day8 day15 day22 ワクチン投与をペプチド投与量として2mgに固定した。1コースで安全性の評価をした。安全性の評価で問題がなかったので、同じ投与法で、再発が確認されるまで繰り返し投与した。 10症例の分析結果で良好な免疫能の獲得が確認された。
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