研究課題/領域番号 |
21659483
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会系歯学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
笹野 高嗣 東北大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (10125560)
|
研究分担者 |
菅原 由美子 東北大学, 病院, 助教 (30235866)
齋藤 美紀子 (斎藤 美紀子) 新潟大学, 医歯学系, 助教 (90401760)
酒井 梓 東北大学, 病院, 医員 (90463778)
佐藤 恭子 東北大学, 病院, 医員 (80547266)
庄司 憲明 東北大学, 病院, 講師 (70250800)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,350千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2009年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
|
キーワード | カンジダ菌種 / 口腔粘膜疾患 / 口腔ケア / 口腔扁平苔癬 / 真菌培養 / シェーグレン症候群 / 培養検査 / 口腔カンジダ / 頭頸部癌放射線治療患者 |
研究概要 |
口腔扁平苔癬(OLP)の病因として微生物の感染、特にCandida albicansの関与もその一つである。そこで本研究では、OLPについて分子生物学的手法を用いてCandida speciesの網羅的検出を試み、OLPの病態との関係を検討することを目的とした。結果はOLP患者と健常者において口腔細菌叢ではCFU値に有意差が無かったが、Candida speciesの検出率は、OLP患者で有意に高かった。non-C. albicansは、OLP患者からは検出されたが健常者からは検出されず、特に C. glabrataが重要な意義があると思われ、この菌種が他のCandidaにはない病原性を有する可能性が示唆され、Candida speciesの同定には分子生物学的レベルで検索することが必須と考えられた。
|