研究課題
若手研究(A)
本研究では、日本人で発症率が極めて高く重篤な経過を辿る医薬品副作用である薬剤性肺障害について、食生活という観点からその予防に資する基礎科学情報を創出することを目指した。今回、副作用に重篤な間質性肺炎をもつ抗不整脈薬アミオダロンが肺細胞ならびに消化管上皮細胞に局在するトランスポータOATP2B1の発現を誘導することを明らかにすることができた。今後、OATP2B1発現誘導の分子機構を明らかにし、薬剤性肺障害を予防する標的分子としての可能性を検討していきたいと考えている。
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